お得なのはどっち!?PayPayの2つの支払い方法と違いを解説!

  • PayPayってCMでよく見るけど、どうやって支払うの?
  • 人から言われるがままにPayPay入れてみたけど、支払い方法がわからなくて使ってないんだよね・・・

こんな風に思っている人のために、この記事ではPayPayの支払い方法を画像付きで詳しく解説しています。

この記事を書いている私は、PayPayを含む複数のキャッシュレス決済を日常的に使い倒しており、最近では現金を使うことが本当に少なくなりました。

そんな日々の経験を活かして、PayPayの支払い方法のいい面も悪い面もお伝えしたいと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。

PayPayの2つの支払い方法とは?それぞれの違いも解説!

PayPayには大きく分けて、以下2つの支払い方法があります。

支払い方法特徴
チャージ残高からの支払い事前にチャージした残高から支払う方法
クレジットカードからの支払い登録したクレジットカードを使用して支払う方法

チャージ残高からの支払いは、事前にチャージした残高から支払う方法です。残高以上の支払いをするときは、再度チャージする必要があります。

クレジットカードからの支払いは、PayPayに登録したクレジットカードで支払う方法です。クレジットカード決済するときと同様、使った分だけが登録したクレジットカードに後から請求される仕組みになっています。

MEMO
PayPayの支払い方法は「チャージ残高からの支払い」と「クレジットカードからの支払い」の2通り!

これら2つの支払い方法ですが、それぞれメリット・デメリットがありますので、順番に詳しく解説していきます。

支払い方法その1「チャージ残高からの支払い」

まずは、「チャージ残高からの支払い」について。こちらは、事前にチャージした「PayPay残高」から支払う方法です。

PayPay残高から支払うときは、事前にPayPayアプリに残高をチャージする必要があります。残高のチャージ方法は以下の5つです。

チャージ方法特徴
銀行口座登録した銀行口座からのチャージ
ヤフーカード登録したクレジットカード(ヤフーカード)からのチャージ
セブン銀行ATMセブン銀行ATMからの入金によるチャージ
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からのチャージ
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いチャージ後、ソフトバンク・ワイモバイル料金とまとめて支払う方法
MEMO
PayPay残高のチャージ方法は5種類!

銀行口座からのチャージ

最も簡単なのは、銀行口座からチャージする方法です。支店番号や口座番号、暗証番号を用意しておくだけで、簡単に登録できます。

銀行口座の登録は、以下の通りです。

STEP.1
PayPayアプリの「チャージ」をタップ
STEP.2
登録されている銀行口座をタップ
STEP.3
「銀行口座を追加する」ボタンをタップ
STEP.4
追加したい銀行口座を選択
STEP.5
銀行ごとの登録手順に沿って、登録

銀行口座にお金がなければチャージすることは出来ませんので、クレジットカードのように「うっかり使い過ぎてしまった!」なんてことがなく、安心です。

ヤフーカードからのチャージ

続いてヤフーカードからのチャージです。ヤフーカードは、PayPayのチャージに使える唯一のクレジットカードです。

ヤフーカードさえあれば、アプリで簡単に登録ができます。登録手順は、以下のたった3ステップ。

STEP.1
PayPayアプリの「チャージ」をタップ
STEP.2
「ヤフーカード登録」をタップ
STEP.3
ヤフーカードの情報を入力し、「追加する」をタップ
MEMO
PayPay残高のチャージに使えるクレジットカードはヤフーカードのみ!

セブン銀行ATMからのチャージ

次に、セブンイレブンや駅などにある「セブン銀行ATM」からチャージする方法です。こちらは街中のATMに出向き、端末を操作して直接現金を入金する必要があります。

直接現金を入金するので、チャージ方法としては一番面倒な方法です。どうしても現金でチャージしたい!という場合のみ、セブン銀行ATMからチャージすると良いかもしれません。

その他のチャージ方法

ヤフオク!やPayPayフリマを利用している人は、売上をPayPayにチャージすることも可能です。不要品を売却して稼いだお金を便利に使いたいという場合には、便利な方法ですね。

そして最後は、ソフトバンク・ワイモバイルのまとめて支払いを利用する方法。こちらはソフトバンク・ワイモバイルを利用している人限定ですが、支払いをまとめたい人におすすめです。

チャージ後は、ソフトバンク・ワイモバイルの料金と合わせてチャージ額が請求されます。以上が、PayPayに残高をチャージする5つの方法でした。

続いてチャージ残高からの支払いのメリットとデメリット、そして注意点を解説します。

「チャージ残高からの支払い」のメリット・デメリットと、注意点

チャージ残高からの支払いのメリットは、大きく分けて次の2つ。

チャージ残高払いのメリット
  1. チャージした金額のみ支払うため、使いすぎてしまう心配が少ない
  2. 使うだけでお得なポイントが貯まる「PayPayステップ」の対象になる

「クレジットカードだといくら使ったかわからなくて、ついつい使い過ぎる…」という人でも、月の初めに決まった額だけチャージしておけば、それ以上使いすぎる心配はありません!

また、「PayPayステップ」の対象となるのもメリットです。PayPayステップについては後ほど詳しく解説します。

逆にデメリットは、「チャージしなければ使えない」という点です。使う前にいちいちチャージしないといけないため、それを面倒だと思う人にとってはデメリットになってしまいます。

「オートチャージ機能」を使って、設定した残高を下回った時だけ、自動でチャージする方法はあります。ただこれだと、「使い過ぎを気を付けること」ができません。

また、こまめなチャージが面倒な場合は、ある程度大きめのお金をチャージしておくという方法もあります。

注意
しかしここで注意しなければならないのが、先ほど紹介した5つのチャージ方法によって、チャージした残高を再び出金できる場合とできない場合があるという点です。
チャージ方法出金の可否
銀行口座からのチャージ出金できる
ヤフーカードからチャージ出金不可
セブン銀行ATMからチャージ出金できる
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からチャージ出金できる
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージ出金不可

たとえばヤフーカードで一度に高額のチャージをした場合、後から現金が必要になっても残高を引き出す事は出来ないので、注意が必要です!

なお、PayPayのチャージ方法については別の記事でも詳しく解説していますので、そちらもあわせてご覧ください。

内部リンク:【執筆中】PayPay チャージ 方法

以上が、チャージ残高からの支払いについてでした。続いて、もう1つの支払い方法、「クレジットカードからの支払い」について解説します。

クレジットカードからの支払い

PayPayでは、事前に登録したクレジットカードから支払いができます。支払ったお金は後からクレジットカードに請求されるので、残高からの支払いのように事前にチャージする必要はありません

また先ほどのヤフーカード同様、クレジットカードの登録はとても簡単です。

「クレジットカードから支払い」のメリット・デメリットと注意点

さて、この記事を書いている私もメインで利用しているクレジットカードからの支払いですが、そのメリットは何といっても「チャージがいらない」という点です。

いちいちチャージする必要がなく、残高を気にする必要もなく使えるので、とても使いやすいのが最大のメリットだと言えます。

さらに、登録しているクレジットカードにポイント制度がある場合、当然ながらPayPayでの支払いの利用分にもポイントが付きます

このため、サイフからいちいちクレジットカードを取り出すのが面倒な時や、「クレジットカードは使えないがPayPayは使える」というお店で支払いをする時などにも、取りこぼすことなくクレジットカードのポイントをGETできます。

これもPayPayでクレジットカード払いをするメリットの1つだと言えるでしょう。

ちなみに、PayPayでクレジットカードから支払った場合、クレジットカード側の明細にはこのように表示されます。

続いてクレジットカードでの支払いのデメリットです。それは、「残高からの支払いに比べて利用限度額が低い」という点です。

PayPayの利用限度額は下記の通りです。

支払い方法過去24時間の支払い限度額過去30日間の支払い限度額
チャージ残高からの支払い50万円200万円
クレジットカードからの支払い本人承認未設定本人承認済み本人承認済み+青いバッジ本人承認未設定本人承認済み本人承認済み+青いバッジ
5,000円2万円25万円5,000円5万円25万円

クレジットカードでの支払いは、以下の順で利用限度額が上がっていきます。

  1. 本人承認未設定
  2. 本人承認済み
  3. 本人承認+「青いバッジ」
「本人承認」自体はアプリ上だけで簡単に終わるため、実質的には2はほぼ制限になりません。

3の「青いバッジ」は、PayPayのアカウントページに表示されるマークです。登録内容や利用状況に基づいて表示されるますが、表示条件は正式には公開されていません。

おそらく、ユーザーの信用状況に基づいて表示されていると思われます。

しかし、青いバッジが表示されたとしても、クレジットカードでの利用額は過去24時間・30日間ともに25万円が限度です。

一方チャージ残高からの支払いは24時間で50万円、30日間で200万円ですから、クレジットカード支払いの限度額の低さは大きなデメリットだと言えます(もちろんそんなに使わないという人にとっては、デメリットにはなりません)。

MEMO
クレジットカードからの支払いは、チャージ残高からの支払いよりも限度額が大幅に低い!

さらに、チャージ残高からの支払いと比較したクレジットカードからの支払いの決定的なデメリットは、次で紹介するお得なポイント制度「PayPayステップ」の対象条件にあります。

お得なポイント制度「PayPayステップ」の注意点

「PayPayステップ」は、PayPayのポイント還元率を決める制度のことです。

PayPayステップは、前月の利用状況に応じて、当月利用分の0.5〜1.5%のポイントがつくシステムとなっています。

ポイントの付与条件は下記の通りです。

付与条件ポイント付与率
基本付与(使うだけで付与される)0.5%
前月の100円以上の利用が50回以上の場合+0.5%
前月の利用金額が10万円以上の場合+0.5%
合計ポイント最大1.5%

このように、前月の利用状況に応じて、使えば使うほどポイントが加算されていく仕組みになっています。

そんなに使わないという人でも、0.5%は基本付与されるので、ただ使うだけでもお得であることは間違いありません。

ただ、このPayPayステップは、以下のように対象となる条件が決まっています。

PayPayステップの条件
  • チャージ残高からの支払い
  • ヤフーカードを使ったクレジットカード払い

このように、他のクレジットカードでは最大1.5%ものポイントがもらえない点は、デメリットだと言えるでしょう。しかし上にも書いたとおり、「ヤフーカード」はPayPayステップの対象となっています。

PayPayのクレジットカード支払いは実際とっても使い勝手がよく便利なので、ポイントもGETしつつ効率よく使っていきたい人におすすめです。以下で申し込み方法をまとめているので、利用してみてはいかがでしょうか。

内部リンク:【執筆中】ヤフーカード 登録

MEMO
「PayPayステップ」の対象はチャージ残高からの支払いと、ヤフーカードからの支払いのみ!

【画像付き】PayPayの支払い方法を変更する手順を解説!

PayPayの2つの支払い方法、「チャージ残高からの支払い」と「クレジットカードからの支払い」について解説してきました。

なおこの2つの支払い方法は、アプリ上で簡単に切り替える事ができます。切り替える手順は、以下のたった3ステップ。
(画像の例では、クレジットカード支払いからチャージ残高支払いに切り替えています)

STEP.1
PayPayアプリのトップ画面で「支払う」ボタンをタップ
STEP.2
QRコードの下に表示されている部分をタップ
STEP.3
変更したい支払い方法を選択

たったこれだけで支払い方法を変更する事ができました。

このように、クレジットカードの利用状況や口座の残高の状況に応じて、支払い方法を簡単に切り替えられるのも、PayPayを利用するメリットの1つですね。

PayPayの支払い方法やチャージ方法についての解説はここまでです。少し長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

まだPayPayを使った事がない、これから使ってみたいと思っている人に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

実際にPayPayで支払いしてみた3つの感想

最後に、参考に私がPayPayを実際に使ってみて日々感じていることを紹介しておきたいと思います。

1.いちいちサイフを取り出さなくていいので、スマート!

PayPayを使っていて一番メリットに感じる点は、やはり何といってもこれです。いちいちカバンからサイフを取り出す必要がないので、とてもスマートに支払いができます。

PayPayで支払いする手順
  1. レジに向かいながら、PayPayアプリの支払い画面を用意
  2. 店員さんがレジ打ちをしている間に、お店のQRコードを読み込み
  3. 金額を伝えられたら、アプリに金額を入金
  4. 店員さんに金額を確認してもらいながら、「支払い」ボタンをタップ
  5. 最後に「ペイペイ!」という音声が流れたら支払い完了
たったこれだけで、面倒なお釣りのやりとりも発生せず、サイフに不要な小銭がたまっていくこともありません。

ちょっとした買い物がとてもスマートになり、サイフを持ち歩かずに外出することも多くなりました。

2.「クレジットカードは使えないけど、PayPayは使える」というお店が急増中!

私はPayPayをサービス開始当初から使っていたというわけではありません。「100億円あげちゃうキャンペーン」などと大々的にうたっている時も、実は少し冷めた目で見ていました。笑

そんな私がPayPayを頻繁に使うようになった理由は、「クレジットカードは使えないけれどPayPayなら使える」というお店が爆発的に増えてきたからです。

私はもう何年も店頭での現金払いを極力しないようにしています。クレジットカードか、おサイフケータイが支払いのメインでした。その方が履歴が残りますし、現金払いは単純に面倒だからです。

しかし、日本ではまだまだ現金しか使えないお店が大多数だったため、現金を使いたくないのに現金でしか払えないというケースを多く経験していました。そこに登場したのがPayPayです。

お店がクレジットカードやおサイフケータイの決済を導入するには、カードリーダーなどの端末を用意しなければならず、いろいろと面倒が多いのです。

しかしPayPayなら、読み取り用のQRコードが印刷された札をレジに置いておくだけ。お店にとって圧倒的に導入のハードルが低いのです。

そのため、政府のキャッシュレス還元事業(2019年10月〜2020年6月)も相まって、PayPayを導入する店舗が爆発的に増加しました。

これにより、今まで現金払いしかできなかったお店でも、PayPayなら使えるというケースが増え、「意地でも現金で払いたくない人間」である自分にとっては、とても便利な世の中になりました。

3.クレジットカードを複数切り替えて利用できるのが便利!

もう1つ、PayPayを使っていて便利だと感じる点は、クレジットカードを複数登録でき、簡単に切り替えられる点です。

私は家計用のクレジットカードと自分のお小遣い用のクレジットカードを所有していますが、食品や日用品といった家計の出費は家計のカードから使うようにし、本やマンガといった自分用の出費はお小遣いのカードから使うようにしています。

PayPayにはクレジットカードが複数登録することができ、切り替えもアプリ上だけで簡単にする事ができるので、こうした支払いの使い分けにも柔軟位対応できるのは、とても便利だと感じます。

PayPayの支払いは簡単!コンビニなどでまずは使ってみよう

今回は、PayPayの支払い方法について解説しました。最後に、この記事で解説した支払い方法に関するポイントをもう一度おさらいしておきます。

  • PayPayの支払い方法には「チャージ残高支払い」と「クレジットカード支払い」の2つがある
  • 2つの支払い方法は簡単に切り替え可能
  • 残高のチャージ方法には銀行口座の登録やセブン銀行ATMからの入金、クレジットカードでのチャージなどがある
  • ただし、残高チャージに対応しているクレジットカードは、ヤフーカードのみ
  • 支払い限度額は、残高支払いが50万円(24h)・200万円(30日間)なのに対し、クレジットカード支払いは最高でも25万円(24h and 30日間)
  • 使うだけで0.5〜1.5%のポイントがつく「PayPayステップ」は、チャージ残高払いと、ヤフーカードでの支払いのみ対象

スマホだけでスマートに支払いができるだけでなく、使うだけでポイントが貯まるPayPay。とっても便利ですので、まだ使った事がないという人は、この記事を参考にしてぜひトライしてみて下さいね。

PayPayの登録方法とは?登録後すぐにやるべき3つの設定も解説!